日経225の銘柄については、東京証券取引所の一部上場銘柄の中から、日経新聞が、日本の経済に影響を与えるであろうということを考慮して、225銘柄が選ばれていることになります。
日経225の銘柄は、銘柄一覧が掲載されているので、そちらから確認することが可能ですが、業種については、食品関連、繊維関連、化学、医薬品といった業種から、様々な業種がありますから、そちらから選ぶことになります。
日経225の銘柄は今選ばれている銘柄がずっとそのまま続くということではありません。
日本経済に影響を与えるとされている、流動性の高い銘柄について、平均した数値が出されていますから、日経225の銘柄として一度選ばれていたとしても、流動性が低いと判断された場合には、次回の定期的な見直しの際には、流動性や影響力が高い銘柄と入れ替えられる可能性もあるということになります。
この入れ替えについては、最近は安定していますが、2000年の4月に行われた日系225の銘柄の入れ替えの際には、かなり大幅に入れ替えられたために、かなり話題を集めたと言われています。
日経225の銘柄は、動きがある銘柄が選ばれているのですが、動きのある銘柄というのは、言い変えてみれば人気がある銘柄ということになります。
銘柄の平均を見てみると、今の日本の市場をリードして先頭を切っている銘柄に影響されるという特徴があります。
とり行きの人気が高い銘柄の株が高くなれば、日経225の数字も上がるのですが、下がった場合には、日経225の数字も下がります。