採用銘柄

日経225の採用銘柄については、選定基準によって、毎年変わっています。


ですから、去年までは日経225の採用銘柄としてあがっていた銘柄が、翌年にはなくなっていることも十分にあり得ます。


1年のうちで、いつのタイミングで日経225の採用銘柄の変更が行われているのかと言うと、毎年10月の第1営業日に実施されています。


今の採用銘柄を基準にして、除外される銘柄と、新しく補充される銘柄について選んでいく仕組みで実施されています。


日本経済への影響や市場での流動性などを考慮しながら入れ替えが行われます。


倒産をしたり、会社同士が合併したという場合には銘柄の入れ替えが随時行われていくのですが、その場合には同じ業種の中から、流動性の高い順番に採用されるという仕組みは決まっています。


日経225の採用銘柄と言うのは、流動性が高いものを選ぶことになっているのですが、これは10月の選定の時点になるので、実際には、それ以降の1年間では流動性がなくなる可能性もあるというわけです。


日経225の採用銘柄だから安定しているという保証もなく、採用銘柄であっても、会社が倒産してしまうこともありますし、実際に会社が倒産して、銘柄の入れ替えも行われていることもよくあります。


選定の時に、活発に動いていて、選定の後で、会社の業績が悪くなったときには、臨時の銘柄入れ替えと言うことも行われています。


基本は日経225の採用銘柄なら、業績は比較的安定していると言えます。

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